「精神世界の鉄人」 エッセイ集

タイトル 発行月日
自由 9 日本人 8/14/2002

最近、ようやく、日本に帰国するという実感が湧いてきました。

来月からの、「日本縦断、ワクワクツアー」が、今から楽しみです。北海道から沖縄まで周る予定です。

日本への帰国についての理由は、いろいろありますが、アメリカでやりたいこと、当初の目標を全て達成したからというのが、一番の理由です。

1997年に渡米する時、目標を、三つ設定しました。

一つは、パワーリフティングの世界大会に出場すること。そして、アメリカのウエイト・トレーニングの真髄に触れ、それを体感し、マスターすること。特に、肉体と精神の融合したものを、見つけること。

これは、世界チャンピオンにもなり、達成しました。また、肉体と精神の融合するものとして、「キネシオロジー」に出会えたのが、一番の収穫でした。

二つ目は、日常会話ができるぐらいの英語をマスターし、世界中の人と話し、友達になること。できれば、大学に入学し、キャンパスライフを楽しむこと。

これも、英語については、まだ不十分ですが、まあまあ達成しました。

三つ目は、お金と時間に束縛されない、本当の自由を味わってみること。できれば、アメリカの最高の金持ちがやっているような、豊かな生活をやってみること。

これも、達成しました。今までの人生で、これ以上はないというぐらいの豊かさを味わいました。

 

だいたい私が、目標を設定する場合、3年〜5年以内に達成できそうな目標を掲げます。そして、だいたい達成してきました。人生においては、「目標」と「夢」の二つをもっておいた方が、いいと思います。

両者の違いは、「目標」は、「自分が達成できそうなこと」です。そして、「夢」は、「自分が達成できそうもない、バカバカしいこと」です。

この両者を混同している人が多いような気がします。「夢」だけを追いかけようとすると、非現実的なことばかり考え、結局、ただの空想だけで、人生を終えていまうことになりがちです。逆に、「目標」だけを達成しようとすると、現実主義者になりすぎて、「ロマン」や「純粋さ」、「ゆとり」などがなくなり、味気ない人生になってしまいます。

人によって違うので、なんともいえませんが、上記の三つの目標は、自分にとっては、実現可能だと思える、「目標」でした。

ちなみに、1997年の時点で、私が思い描いた、「夢」は、

「ラスベガスのギャンブルで、大金を当て、億万長者になること。」

「誰にも負けない腕力を身につけ、プロのアームレスラー(腕相撲選手)になり、アメリカ中を旅して歩き、これで賭けをして、大金をつかむこと。」

「パワーリフティングを極め、それを特技にして、ハリウッドに売り込み、スターになること。」

「アメリカの大統領になること。(法律的には無理だが)」

「宇宙連合が、地球に正式に開国を迫る時、その調印式に、自分が代表として、出席し、契約書にサインすること。」

などなどでした。バカバカしいでしょう?(笑) しかし、このような「夢」は、人生に潤いを与えるものです。生きていく上では、「大人の現実的な視点」と「子供のような大らかな夢」の二つがいると思います。

 

また、これは余談ですが、1998年に、上記の「夢」の一つは、達成したことがあります。

ある日、自分の預金の口座を見てみたら、何故か残高が、「約6ビリオン」になっていました。単純計算で、「約6000億円」です。

「あれっ? おかしいぞー? どうしてこんな大金があるんだろう?」

と不思議に思いました。銀行に相談することもしないで、ただ、不思議に思っていました。友人の女の子に相談すると、

「トーマさん、たぶん、銀行のミスで、政府のお金が振り込まれたと思いますよ、アメリカでは、たまにこういうことがあるそうです。」

と言われたので、「ラッキー!」と思い、使いみちを考えました。最初は、「貧しい国に寄付しよう」とか、「平和のために使おう」などと思っていましたが、そのうち、「自家用ジェット機を買おう」とか、「スーパーカーを買おう」といろいろと、「エゴ」が湧いてきました。

すると、約2週間後に、その金額が跡かたもなくなくなり、以前の「約500ドル」の残高に戻っていました。

「神様に、試されたんだな…。」

と思いました。(笑) おかげで、自分の醜さがよくわかりました。2週間の間でしたが、いい夢を見せてもらいました。「億万長者」の気持ちがよくわかりました。

その大金は、私には必要のない金額だったのだろうと、今は思っています。ただ、「現実は、自分の意識が創っている」ことや、「自分が思い描いた夢は、必ず実現する」という、いわゆる「精神世界」で言われている真理が、事実だということを実感できました。その意味では、自分にとって、とても意味のある、貴重な経験だったと思います。

「目標」というものは、「有言実行」のほうがいいと思います。しかし、「夢」は、「無言実行」がいいような気がします。なぜなら、「夢」は、基本的に、「バカバカしいもの」であり、言葉に出すと、効力がなくなってしまうような感じがするからです。

 

昨日は、ロサンゼルスで、久しぶりに友人たち、エッセイの読者を集めて、「オフ会(食事会)」をリトル東京で開催しました。

カナダのバンクーバーから、私のエッセイの初期の頃からの読者である、マリコさんも参加しました。マリコさんは、カナダの大学院で、「人類学」という学問の「Ph.D. (Doctor of Philosophy)」をとるために、論文を書いているという優秀な女性です。本人は、「ボーカル」にもなりたいという「夢」ももっているようで、「人類学者」という「目標」と「ボーカル」という「夢」の二つが実現した日には、「講義の最中にに歌うこともできる大学教授」が誕生するかもしれませんね。(笑)

マリコさんも含めて、本間先生や、指笛演奏家のめみさん、ヤヨイさん、宮本さん、ヨシエさん、そして、パワフルな市川さんなど、たくさんの方が参加され、楽しい時間を過ごしました。ロサンゼルスのオフ会のメンバーとは、付き合いの長い人も多く、なんか家族のような気がするぐらいです。

皆さん、他ではなかなか話せないことでも、私の前では、話しやすいらしく、いろいろご自分の不思議体験談や考えていることなど、楽しそうに皆とシェアしていました。私自身が、たくさんの不思議体験をしているので、たいていのことには驚かないし、また、全てありうることだとわかっているので、皆安心して、体験談を話してくれます。このような集まりは、これからも大切にしていきたいと思います。

マリコさんとは、私の精神世界のマスター(師匠)である、「宮城先生」の話でも、話が盛り上がりました。同じ、「人類学」という学問をやっているだけあって、マリコさんは、とても宮城先生に興味があるようでした。「ルース・ベネディクト」の「菊と刀」の話など、とても深い話ができました。

マリコさんは、主に、「日本人」について、いろいろ研究しているそうです。

 

「日本人」ほど、社会科学の分野で不思議な存在はないといわれているようです。自分自身が日本人なので、あまりピンときませんが、いろいろと他の国の人たちと比較して変わった特徴があるようです。

まず、歴史的な特徴として、「天皇制」があります。

このシステムについては、たくさんの学説があるので、真実はわかりませんが、他の外国と比べて、この「天皇」という存在のルーツが、神話の時代まで遡ることができるということです。このような国はあまりないようです。

日本の憲法では、「天皇は、国の象徴である」と記述されていますが、「では、天皇陛下より偉い日本人はいるのか?」と考えた場合、一人もいません。やはり、天皇は、日本では、一番偉いと思います。また、財産にしても、どんな財閥のトップよりも、たくさん持っています。東京の超一等地に、「皇居」という家を持っているので、これ一つとりあげただけで、やはり、「日本一の金持ち」です。

しかも、皇室というのは、イギリス王室のような外国の王族と比べても、極端にスキャンダルが少ないことがわかります。宮内庁などの報道規制もあるでしょうが、やはり、道徳的に、あまり乱れていなく、比較的、真面目でしっかりしたシステムだと思います。

ある歴史家によると、「天皇制」というシステムは、縄文人と弥生人が昔、争った時に、この両者の妥協点として、考え出さされたシステムだという説もあるそうです。つまり、弥生人が、縄文人の権力も全て無くすのではなく、「天皇制」というものを与えて、縄文人の存在も認めようとして残した制度だというのです。

また、この「天皇」という存在ですが、他の外国と比べると、「軍事力」や「権力」などではなく、「文化力」によって、国を治めていた時期が長いようです。現在でもそうですが、「天皇」からは、ほとんど、「権力」というものが感じられません。どちらかといえば、「愛」や「平和」というイメージを感じるのではないでしょうか? 私たちは、これを当たり前のように感じていますが、実は、これは、外国と比べると、とても珍しいことです。ほとんどの国のトップは、未だに、「軍事力」や「権力」で国を治めているのです。

「日本人」というのは、このことから、一般的に、とても心のやさしい、文化的な国民だということがわかります。

 

政治を見てみても、よく、「日本の政治家は無能だ!」という意見がありますが、私は、別の見方をしています。確かに、バカな発言や行動もしていますが、それだけではありません。日本の場合、ずば抜けて優秀な政治家というのは、あまり発見できません。しかし、これは、ある意味では、「民主主義が高度に発展した姿」でもあるのではないでしょうか? 

アメリカなどでは、大統領になると、必ず、「暗殺」の心配をしなくてはいけません。これの一番の理由は、アメリカの大統領が、とても強い権力を持っているからです。

日本の首相などは、アメリカの大統領に比べたら、「暗殺」の心配はありません。これは、日本の社会そのものが安全だということもありますが、一番の理由は、日本の場合、その時の首相が死んでも、ほとんど、日本の社会に変化はないということです。

典型的な事例は、昔、「故・大平首相」が、他の首相候補ともめて、「40日間戦争」といって、40日間、日本の首相の座に誰もいなかった時期があったのですが、この40日間の間に、日本人で生活に困った人が、一人もいなかったということがあったそうです。このことから、「日本では、首相など誰でもいい」という極論も成り立つようです。(笑)

つまり、日本の首相が、暗殺の心配をしなくていいのは、首相になれるだけの人間がたくさんいて、誰がなってもいい社会だからというわけです。これは、「民主主義」の究極の最高形態かもしれませんよ。

 

あと、「政治」の話がでたので、ついでに、おまけの話をしておきましょう。

今から、約2000年前に、ローマで、「シーザー」という政治家が、暗殺される事件がありました。

「ブルータス、おまえもか?」

という台詞で有名な事件ですが、どうして、シーザーが殺されてかについては、いろいろな説があるのですが、「ユースタフ・マリンズ」というアメリカ人によると、「シーザー(ユリウス・カエサル)」の暗殺の真相は、シーザーが、その当時のユダヤ人たちの力を認め、この力を利用して、国を治めよとしたことになるそうです。

ユダヤ団体の力を利用して、ローマの国を治めようとしたのだそうです。それに、反発したブルータスなどが、彼を殺害したのだそうです。

面白いのは、その当時のシーザーが所属していた政党の名前を、日本語に翻訳すると、「自由民主党」になるそうです。今でも、この名前がつく政党は、世界中にありますが、この政党の起源が、この2000年前の事件だそうです。

日本の政治関係者で、この歴史を知っている人たちがどれぐらいいるか知りませんが、「自由」や「民」、「民主」などの名前がつく政党は、基本的に、「ユダヤ系」と関係のある政党なのだそうです。

詳しいことが知りたい方は、「衝撃のユダヤ5000年の秘密 ユースタス・マリンズ著 歴史修正学会 日本文芸社」を読んでみてください。この本は、どちらかといえば、「ユダヤ人」に対する否定的、批判的な本です。私自身は、ユダヤ人に対しては、どちらかといえば、好意的です。(笑)

ただ、「自由」や「民主」が、最終的に、誰のためを思って考えられているのかということは、常に考えに入れておいたほうがいいと思います。国民全体のためなのか、それとも一部の権力者だけのためなのかについては、国民の一人一人が、常に目を光らせておいた方が、いいと思います。

物事には、だいたい両面性があり、今月から施行された、日本での「住基ネット」のような、「国民総背番号制」についても、「便利性」と「危険性」があります。このようなシステムも、注意が必要です。

 

最近は、「日本人とユダヤ人、同祖論」などが議論され、両者が歴史のある時点で一緒になった話などが、よく精神世界の仲間たちの間でも、話題になりますが、このような話にも、注意が必要です。

確かに、日本人とユダヤ人にには、共通点が多いです。平均知能が、ずば抜けて高いのも、この両者ですし、日本人のお風呂で、湯船につかる習慣や、相撲などで、「清め」のために、「塩」をまく行為なども、ユダヤの文化だといわれています。他にも、日本の神道や神社関係にも、ユダヤ文化の影響を受けているものが、たくさんあります。

しかし、ちょっと待ってください。日本の文化に影響を与えているのは、「ユダヤ文化」だけなのでしょうか? そんなことはありません。「中国文化」や「韓国・朝鮮文化」の方が、ずっと影響を与えています。他にも、「インド」や「タイ」、「インドネシア」、「マレーシア」、「フィリッピン」などもそうです。「ポルトガル」や「スペイン」、「ロシア」、「イギリス」、「アメリカ」の文化の影響も受けています。

「日本人と北朝鮮人、同祖論」よりも、「日本人とユダヤ人、同祖論」の本が売れたり、日本人の関心を惹くのは、「北朝鮮」よりも「ユダヤ」の方が、経済的に豊かで、権力を持っているからではないでしょうか? また、マスコミも、ユダヤ系が牛耳っているせいだとも考えられます。

本当は、「日本人と全ての外国人、同祖論」が、真実に近いのです。この風潮は、一説によると、ユダヤ系の団体が、日本人とビジネスや政治で組みたがっていて、日本人に、「先祖が同じだ!」という認識を広めることによって、お互いが組みやすいようにという配慮のために流している情報なのだそうです。

「ユダヤ文化」の中で、一番日本人に根付いた文化は、「野球」だと思います。

これは、ニューヨークのユダヤ人街で発明されたゲームだと言われています。面白いのは、このゲームが流行した国は、だいたい経済的に、成功しているということです。「アメリカ」、「日本」、「台湾」、「韓国」、「キューバ」です。この中で、「キューバ」は、資本主義国家ではありませんが、別の意味で、いい国だそうです。

おそらく、この「野球」というゲームは、「会社組織」というものと、通じるものがあるのではないかと思います。「責任感」や「協調性」、「努力」など、組織の中で生きていく中で、大切なことが学べるのが、このゲームかもしれませんね。

最近では、日本では、「サッカー」のほうが人気があるようですが、これは、また何かの変化だろうと考えられます。

 

明日は、日本の「終戦記念日」ですが、日本は、世界史的にも、奇跡を達成した国でもあります。

「中国」や「ロシア」、「アメリカ」など、超大国を相手に、戦った国でもあり、「有色人種」の国で、唯一、「白人」と今でも対等な関係を維持できる国でもあります。最近は、少しこの状況も変化してきているようですが、「先進国」と「発展途上国」の間の架け橋になれる国だと思います。

「戦争で負けた国は、もう二度と世界の表舞台に上ることはできない。」

というのが、世界史の原則ですが、日本は、戦争に負けたのに、再び、世界の表舞台に上ることができた、奇跡の国でもあるのです。

 

昔、私のマスターの「宮城先生」から、アジアの学校の社会科の教科書を見せてもらったことがあります。アジアのほとんど全ての国の教科書に、日本の広島と長崎の「原爆投下」の記述が載っていたのですが、その記述を日本語に訳すと、「希望の光」と訳せるのだと言っていました。それらの教科書には、日本に原爆が落とされ、キノコ雲が上がっている絵が載っていたのですが、そのキノコ雲を子供たちが、幸せそうに、笑いながら眺めている様子が描かれていました。

「アメリカが、日本に原爆を落としてくれたおかげで、自分たちは、日本の支配から逃れることができた。アメリカ、ありがとう。日本人、ざまあみろ!」

という内容でした。こんな偏った教科書を、アジアの子供たちは使っているのかと思い、すごいショックを受けました。

日本が過去に悪いことをした事実、そして、現在も悪いことをやっている事実は、もちろんあるのですが、いいこともたくさんやってきているし、現在でも、素晴らしい日本人はたくさんいます。

これからは、もっと日本人のいいところを、どんどんアピールしていく必要があると思います。

日本は、昔、私がマンガで読んだ、中学生や高校生が、修学旅行で海外に遊びに行くことができるという夢のような豊かさを手にいれた国でもあるのです。日本国籍をもっているだけで、世界中のほとんどの国に、旅行ができるのです。こんなに世界から信用されている国民は、あまりいません。

また、日本のアニメーションやマンガなどは、最高の文化です。ヨーロッパでは、「キャンディ・キャンディ」を観て、ヨーロッパ人が、大変驚いたそうです。

「日本人が、欧米人の生活を正確に、描いている!」

という理由だったそうです。これが、逆のことは、あまり聞いたことはありません。つまり、「欧米人が、日本人の生活を正確に、描けるのか?」ということです。まず、できません。トンチンカンな日本人像を描くのがオチです。

このように、日本人は、外国の文化や習慣、歴史なども、他の外国に比べたら、正確に把握できる能力があるようです。学校教育とマスコミのおかげかもしれませんね。

アジアなどでも、確かに、「質の悪い教科書」の問題もありますが、アジアの子供たちは、それ以上に、日本のアニメやマンガに憧れをもっています。「ドラえもん」なども、凄い人気だそうです。

「勇気」や「愛」、「平和」を表現している日本のアニメやマンガが、世界をよい方向にもっていくのではないかと、私は感じています。アジアの子供たちが、大人になった時、日本に戦争で攻めてきて、「日の丸」の国旗ではなく、「ドラえもん」の旗が、立っている建物に、攻撃できないという状況もあるかもしれませんよ。(笑)

 

世界に、「平和」や「愛」、「自由」を広げる中心に、日本人がこれからなっていくような気がするのは、私だけでしょうか?(笑)

 

 

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