「精神世界の鉄人」 エッセイ集

タイトル 発行月日
バシャール 20  ダリル・アンカ 7/9/2001

私達3人は、早速、ダリル氏の自宅を、訪問することにしました。最初、電話やメールなどで、アポをとってからにしようと思ったのですが、「めんどくさいから、そのまま、アポなし突撃しよう!」というワガママな行動にでました。(笑)

ダリル・アンカさんの自宅は、ロサンゼルスから車で、40分ぐらい北西に行った場所にありました。ベルを鳴らすと、本人が出てきました。

「始めまして。日本のヴォイス社の者です。失礼とは思いましたが、突然訪問してしまいました。もしよかったら、すこしおしゃべりしたいのですが…。」

こう挨拶すると、ダリルさんは、仕事中だったのにもかかわらず、私達を快く、自宅に入れてくれました。

しばらく雑談したあと、私が、

「ダリルさん、たまには日本にも遊びに来てくださいよ! ヴォイス社には、あなたとバシャールあての、感謝の手紙で一杯ですよ!」

こういうと、ダリルさんは、静かに微笑みました。その時、氏とは初対面だったのですが、彼がとても静かな人物だということに気が付きました。家もひっそりとして、静けさそのものなのです。また、大変な親日家で、家の中に日本刀なども、飾ってありました。そして、とても質素に暮らしていました。

寝室を見せてもらって、ビックリしました。壁中に、「宇宙」と「イルカ」の絵が貼ってあるのです。「イルカ」が大好きなようでした。

その後、サインをもらい、記念撮影をしました。

そして、次回のセッションの場所と時間を聞いて、別れました。

約1週間後、ダリルさんのチャネリングセッションを受けに行きました。

場所は、ダリル氏の家の近くにある、ニューエイジショップでした。平日の夜でした。お客さんは、50人ぐらいでした。ダリルさんが、トランス状態になり、バシャールが肉体に、入ってきました。

「グッド、イーブニング、エブリバーディ!」

独特の英語で、バシャールが挨拶しました。とても力強い声でした。

セッションの内容は、英語が難しく、あまり分かりませんでした。もっと英語を勉強しなくてはいけないと、その時強く思いました。

Q&Aの方式で、皆、いろいろな質問をしていました。「麻薬を止めたいのですが、どうしましょう?」などの質問があり、「さすが、アメリカだなー」と思いました。日本とは、また雰囲気が違うのです。

一番、印象に残ったのは、ある質問者が、

「悩み事があって、今、とっても落ち込んでいます…」

こう言ったときに、バシャールが、こういう答えをしたことでした。

「あなたに、それだけの準備ができたから、そういうふうに落ち込むことができるようになったのです。そんなに落ち込めるぐらい、あなたは、強くなったのです。あなたが強くなければ、そんなに落ち込めません。落ち込んだときには、ぜひ、あなたの強さに、意識を向けてください。ユーアー、ストロング! ユーアー、ストロング!」

この答えに、感動しました。「状況は中立で、その状況にどういう意味を与えるかは、常に、私達に任されている」このメッセージの真髄を知った感じでした。

セッションが終わり、ダリルさんから、「一緒に皆で、ディナーに行きましょう!」

と誘われ、近くのレストランに皆で行きました。

食事をしている最中に、ダリルさんと、個人的に話がしたくなりました。でも英語があまり上手くないので、とりあえず、私の「豪邸」の話に絞りました。

「ダリルさん、バシャールのメッセージの中で、丘の上の家の話がありますよね?簡単に家を手に入れる人の話。私、そのやり方で、今豪邸に住んでいます。」

こう言ってみました。するとダリルさんが、目を丸くして、

「スゴイネ!(日本語で)」

と言いました。楽しそうでした。本当に喜んでくれました。そのあと私が、

「ダリルさん、これも全部、バシャールのおかげですよ。バシャールの力て、本当にすごいですねー。ビックリです。」

こうつけ加えました。すると、急にダリルさんが、怖い顔をして、私をにらみ、

「NO!NO!NO!!」

と強い口調で、私の発言を否定しました。それから、私を指差し、

「バシャールの力ではない。あなたの力だ!! ユアーパワー!!」

こう言いました。私が、

「私の力ですか?」

と聞き返すと、

「YES!! YOU!!」

こう言って、それから、とびっきりの笑顔で微笑みました。その笑顔は、最高に素敵で、さわやかでした。

ダリルさんとは、その後、3回会いました。いつもニコニコして、歓迎してくれました。最後に会ったのは、1998年の秋でした。しばらく会っていないのですが、今も魂でつなっがている感じがします。

次回、「バシャール・シリーズ」、フィナーレです。

 

 

 

 

 

 

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