「精神世界の鉄人」 エッセイ集

タイトル 発行月日
バシャ―ル 3 シンクロニシティ 6/7/2001

’91年の夏に、「バシャール」を読み終えました。3巻全て読むのに、1ヶ月以上かかってしまいました。そして実際に、「小さなワクワク」から、実行し始めました。具体的には、会社で、上司から残業を命令されても、断って帰宅する。出社したくない時は、仮病を使って休み、映画を見に行くなどです。(笑)

今考えると、ずいぶんわがままだったと思います。その当時の仲間には、迷惑をかけました。やはり、周りも「ワクワク」させないような「ワクワク」は、偽物なのです。でもまあ、これも必要なプロセスだったのでしょう。

「ワクワク」することを、頑固に貫いていると、不思議なことが起こり始めました。例えば、「1万円が、欲しい!」と思うと、駅の券売機が急に壊れて、そのマシンから、1万円が出てきたり、「軽井沢まで、ドライブに行きたい!」と思ったら、友人から電話が急にかかり、「車だすから、一緒に軽井沢まで、ドライブに行こうよ!」とか、次々と、「シンクロニシティ(意味のある偶然)」が、起こり始めました。

「バシャール」の本の中で、バシャールが、「電車の例」というものを、紹介していました。それは、「全ての状況は中立で、それ自体には、何の意味もない。私たちが、その状況に、どういう意味付けをするかで、未来の展開は、決まってくるのだというのです。「現実」は、100%自分が創っているというのです。

例えば、駅のプラットホームで、電車に朝乗り遅れたとき、イライラして、そばの駅員や通行人を怒鳴りつけると、悪い現実がその後現れるが、意識を切り替えて、「この状況は、きっと良いことが起こる前触れだ。会議には遅れるかもしれないが、その後もっといいことが起こるだろう。」と思ったら、次に来た電車で、昔の旧友に出会い、その会議に行くよりも、もっといい展開が始まるようになる。

というような内容でした。「本当かなー? でも、もしそれが本当なら、人生楽しくなりそうだな…。」と思いました。

ある日、上司から残業を命令されて、どうしても断れず、夜の12時近くまで、仕事しました。そして、帰り道、五反田の駅のプラットホームで、イライラしていました。来た電車にも、乗り遅れてしまったのです。

しかし、「バシャール」の言葉を思い出し、「何かこれは、いいことがあるぞ!」と思い直しました。

そして、最終電車が駅に止まりました。電車のドアーが開くと、その車両から、沖縄の高校と時の友人が、出てきました。5年ぶりの再開でした。会社の研修で、沖縄から東京に来ていたのです。

「…。…。…。」

言葉を失ってしまいました。

その友人と、何を喋ったのかも、もう覚えていません。ただ、「バシャール」のメッセージが、間違いなく、100%本物だと、確信しました。あの時の五反田の駅での出来事は、10年たった今でも、強烈に覚えています。

「バシャール」の存在を確信した私は、それから毎晩、夜空に向かって、彼を呼びつづけました。雨の日も、風の日も、ずーっとです。それは、約2ヶ月間にも及びました。

24歳にもなる、立派な社会人が、毎晩、星空に向かって、宇宙人を呼び続けていたのです。「よくやったなー」と今でも思います。

「こちら、地球のトーマです。バシャール、応答願いまーす!」

本当に、よくやりました…。(笑)

 

 

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