「精神世界の鉄人」 エッセイ集

タイトル 発行月日
幸福 13 今を生きる 12/24/2001

メリークリスマス!!

アメリカは、クリスマス・イブです。皆さんは、どうしていますか?

私は、子供の頃、小学校4年生ぐらいまで、「サンタクロース」を信じていました。私の実家は、両親が、

「子供達に夢を与えるために、10歳までは、サンタクロースを信じさせる。」

という教育方針だったからです。皆さんの家庭はどうですか? 私は、この両親のやり方に、現在、とても感謝しています。「夢」は、大切なのです、やはり。

でも、子供の頃、友達と、「サンタクロースがいる!」と言って、喧嘩した覚えもあります。ムキになって、主張していました。幼かったな…。(苦笑)

クリスマス・イブの日、姉と二人で、

「今年こそ、サンタさんに会うぞー!」

と言って、徹夜でベッドの靴下を見つめていた思い出があります。幸せでした。

 

生物は、どういう時に、幸福感(快感)を感じるのでしょうか? いろいろな考え方がありますが、簡単に言うと、「合体」した時のようです。

例えば、アメーバ−なども、合体します。ウイルス、バクテリアも宿主に寄生します。これも合体です。植物なども、土から養分を吸収したり、太陽の光を浴びて、光合成をします。これも合体です。昆虫、魚、爬虫類、鳥類、哺乳類など、皆、獲物を捕らえ、食べます。これも合体です。交尾など、合体の一番典型的な行為でしょう。

人間は、社会的な動物なので、もっと高度なことに快感を覚えるのですが、それらのほとんどの行為も、やはり合体行為が、多いです。

異性とのセックスはもちろん、人とお喋りしたり、喧嘩するのも、社会的な合体です。さらに、洋服を着たり、車に乗ったり、家に住むことも、やはり、それらのモノとの合体なのです。コンピューターを使う行為も、これとの合体です。

会社で仕事をすることなども、「社会」という生命体との合体(セックス)のようなものかもしれませんね。仕事もやはり、心地良いから、皆やっているのだと思います。さらに、瞑想中によく、神秘体験をする人も多いのですが、これも、「神」との合体(セックス)でしょう。

この合体は、なるべく自分と近い存在、もしくは、高度の存在との合体が、より快感を感じるようです。そういう観点から考えた場合、人間にとっての一番の快感は、自分と気が合う人達と、触れ合うことかもしれませんね。しかも、愛を伴って。また、「神」の存在を感じる神秘体験も、やはり、最高の快感だと思います。

 

私の人生において、幸福を感じたことは、たくさんあるのですが、とりあえず、三つだけ、紹介しましょう。

一つは、去年の秋、「パワーリフティング」というスポーツにおいて、世界チャンピオンのタイトルを取ったのですが、もちろん、それも、とても嬉しかったのですが、その後に、本当の幸せがありました。

まず、優勝した後、友人たちが、祝ってくれました。これも嬉しかったです。さらに、行きつけのレストランでは、そこのオーナーが、

「今夜は、私のオゴリにしておくよ。チャンプから、お金はとれないよ。」

こう言って、一度、タダにしてくれました。ガソリンスタンドや、自動車の修理工場でも、同じような待遇をうけました。アメリカ人というのは、本当に、「強い男」が、好きなのだということが、よーくわかりました。日本では、こうはいきません。

その後も、レストランやジムで、お客さんさんからサインを求められたりして、ちょっとしたスター気分を楽しみました。私が映っているビデオも市販されました。

自分が本当にワクワクすることを追求し、またそれが報われ、世間に認められる。これは、とても幸福感を感じることです。

 

また、その試合が終わってから、一週間ほどしたある日、知り合いの牧師さんからの招待で、ある教会に行きました。

そこには、たくさんの子供達がいたのですが、その牧師さんが、

「世界チャンピオンのトーマ君です。彼に怪力ぶりを見せてもらいましょう!」

こう言って、私を紹介し、その教会の庭で、子供達に、重たいバーベルを持ち上げて見せてあげました。

「凄ーい! お兄ちゃん、スーパーマンみたい!」

子供達が大喜びしてくれました。私の人生の中で、最高に嬉しい瞬間でした。

「自分の努力と才能の結晶である、パワーリフティングが、子供達に、今、夢を与えているのだ!」

こう思ったとたん、なんともいえない幸福感を感じました。よく、ボクシングやプロレス、バスケット、サッカーの選手などが、幼稚園や老人ホームに、ボランティアで、訪問したりしますが、彼らの気持ちが、とてもよくわかりました。売名行為などではなく、本当に楽しいからやっているのだと…。

自分の好きなことが、世の中の人々の喜びにもなる。これを体感した時、人間は、最高の「しあわせ」を感じるのかもしれませんね。

 

二番目は、これも去年の秋ですが、サイキック能力をもつ人物として、日本の精神世界でも有名な、「ウイリアム・レーネン」という人のパーティーに行った時のことです。

友人の女性の付き添いで、私もついていったのですが、私にとっては、それまでに経験したことのない、最高にいいムードのパーティーでした。ロサンゼルスのマリブの別荘で開催されたのですが、さすがに主人公が、霊能者のパーティーだけあって、集まってきた人々も、皆、ニューエイジに目覚めた人達ばっかりでした。レーネンさんなども、気さくに私に話しかけてきました。

「ヘイ! ミスター・トーマ、君もエイリアンとの接近遭遇があるそうだな? ワッ、ハッハ、私もだよ。彼らに会うには、ポジティブでなければダメなんだ。しかも、超ポジティブだ。君は、超ポジティブなんだな! ワッハハッツ、ハッハ…!」

こう言って、豪快に笑っていました。その会場にいる人たち、全員が、そんな調子でした。皆で、メキシコでの「幽霊話」などで、盛り上がっていたのですが、そのうち、レーネンさんが、チャネリングを始めました。

「ワオ! 今、イルカの意識が入ってきたぞー!」

こう言ったかと思うと、そのマリブの別荘の近くに来ているという太平洋のイルカが、レーネンさんの肉体を介して、いろいろ英語で話始めました。他の人も、別のイルカをチャネリングして、イルカと人間の自由な交流会のようなムードになりました。さらに他にも、いろいろなスピリットが、次々と登場してきて、最高に面白いムードになりました。

「ああ、近未来のパーティーは、このように、人間もイルカも、宇宙存在も、自由に交流できるような開かれた空間と時間になるんだろうなー。」

こう思って感動しました。私が、長年、「精神世界」を追求してきた人間だったから、このようなパーティーでの経験ができたのだろうと思います。これも、自分の本当に好きなことを追求してきた、ご褒美だと思いました。(笑)

 

三つ目は、やはりこのホームページです。おかげさまで、私のこのホームページを訪れた方が、のべ人数で、なんと、2万人を超えました。これは、凄いことでう。6月1日に、正式オープンして以来、約7ヶ月の間に、これだけの人達の人生と触れ合ったのですね。改めて、インターネットという世界の凄さを感じました。

直接、2万人の人と会おうと思ったら、大変です。でも、ホームページ&メールマガジンという方法を使えば、こんなに簡単に、話が合う人達と出会えるのですね。

このエッセイは、主に私の35年間の人生の体験談から、成り立っているのですが、人生とは、わからないもので、自分が、苦しんだり、悲しんだり、楽しんだりした体験を、まさか、このような形で、世の中に発信することになるとは、それまで考えてもいませんでした。しかも、ロサンゼルスから…。

 

今回のシリーズでは、「幸福」について、いろいろ自分なりに考えてみたのですが、一言でまとめると、

「今の瞬間を、自由に、喜びをもって生きる!」

ということが大切なような気がします。

いったい、私たちは、いつから、そんなに不安を感じながら、毎日を生きるようになったのでしょうか? 「お金」、「老後」、「仕事」、「恋愛」、「結婚」、「健康」など、常に、心配しながら生きている人が、ほとんどだと思います。まあ、だから人間なのだという考え方もあるのですが、少し、考えてみましょう。

子供の頃は、なんの不安も感じなかった時期があったのではないでしょうか? 人によって違うでしょうが、3〜7歳ぐらいの頃は、ほとんどの人は、世の中に対して、不安を感じなかったと思います。それは、どうしてかというと、

「不安を感じさせないぐらい、両親や周りの人たちが、とてつもなく大きな愛で、包んでくれていた。そして、それを信頼していた。」

ということだと思います。もう一度、「とてつもなく大きな愛」を信頼してみませんか? 今は、「両親や周りの人たち」に変わって、たぶん、その存在は、「もっと大きな存在」になっていると思いますが…。(笑)

「今を生きる!」ということが、一番大切なのです。過去や未来は、幻想です。「今」だけが、唯一、体感することができる、「リアル・ワールド」なのです。ぜひ、今の瞬間を、自分なりの「最高のしあわせな時間」に創りあげてください。

「今(Present)」が、神からの最高の「プレゼント(Present)」なのです。私からも、皆さんに、「クリスマス・プレゼント」として、「今」を贈ります。(笑)

 

「幸福・シリーズ」、今回で終了させていただきます。

他にも書きたいことは、たくさんあったのですが、また、次回作に、とっておこうと思います。

年末年始は、私は、久しぶりにまた、大好きな一人旅にでも、でかけてこようと思っています。年が明けてから、また新シリーズでお会いしましょう。「精神世界の鉄人」、まだまだ続きますよ。では、皆さん、良いお年を!

 

 

「たとえ、溝の中で死ぬ時も、私は、前のめりの姿勢で死にたい…。」

by 坂本 龍馬

 

 

 

 

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